やさしい写経

副住職様と奥様(習字の先生)より写経の場をご提供頂きます。写経の後は副住職様が奉納下さるか、お持ち帰りも頂けます。

色んなレベルの写経をご用意致します。
約40分程度で書けるものを選んで頂きその後に懺悔文(さんげもん)という、過去の自分の謝罪をするものを書いて頂きます。
写経と懺悔文を一緒に奉納しお経と焼香をして頂きます。
所要時間 1時間程度(自由解散)

写経とはその名の通り、仏教のありがたいお経を紙に書き写す修行のことです。日々のストレスを忘れたい時、心をすっきりさせたい時に写経をすると気持ちがふっと軽くなることができます。
 お経を書き写すことが写経ですが、今日みなさんが写経として実践するお経のほとんどが、般若心経のことが多いです。
 奈良時代から行われていた写経には伝統があり、それなりの礼法や様式がありますが、写経が一般の人々に普及した現在では、伝統的な堅苦しい形式にこだわらず写経を楽しむ人もその方法も多くあります。
  難しそう、私、筆を使うことはできないんだけど…と思う人も多いと思います。
 でも大丈夫、写経というのは文字が上手とか下手とかは関係がないのです!

写経で得られる効果や目的

☆心を清め鎮める

経文を一文字書くたびに、一仏が現前するとも言われていて、書き進めるにつれて心が清らかになり、癒やされるとされます。この効能を得るには、一文字一文字心を込めて書く必要があり、すべてを書き終えるにはそれなりの時間がかかります。

☆願望の成就祈願

写経本来の意味合いとは異なりますが、願望の成就というものも、写経の目的のひとつです。写経をするとき、日付と名前の間に「先祖供養」や「家内安全」などの願文を書くことができます。これは祈願としての写経を行う場合で、修養や書道としての写経であれば書く必要はありません。 ご自身の願いを込めながら写経することで、心をクリアにしながら成就への思いを高めることができ、意志や方針を固めるきっかけとしても有用です。

☆自然治癒力の向上

写経を行うとき、人治癒力のは書き写すというひとつの行為に集中することになります。意識が集中されると、人間の臓器は活発に働くようになり、神経系統、特に大脳の動きは平時よりも大きく活発化します。その結果として、体のバランスが適度に保たれ、自然治癒力が向上するとも言われています。

☆集中力、忍耐力の向上

写経はスラスラと書くものではなく、一字一字を丁寧に書くように心がけます。しっかりとした字が書けるのであれば、時間がかかっても構わないものです。そのため写経を行うことで、集中力や忍耐力の向上が期待できます。

☆字が上達する

写経は集中して一字一字を書くもので、常に文字の形をきっちり認識した上で書くことになります。字が上手くなるには、その文字の構成を理解することが大切で、集中して文字を書くことで、その文字の構成が理解できます。程度は人によりますが、写経で字が上手くなるのは間違いないといえます。

日 時  10月28日㈮11時~12時
料 金  1,000円
持ち物
〇お持ちの方は筆ペン(ない方は貸出します)
〇お飲み物

※おつりのないように願致します。
※椅子に座って行いますので安心してお越しください。
※感染予防対策としてソーシャルディスタンスを保ち、マスク着用、アルコール消毒のご協力をお願い致します。
※終わる時間は多少前後いたします。終わり次第退散頂けます
※宗教問わずご参加頂けます。